17年目の大ベテラン、西武・栗山が先制3ラン含む6打点「ベストなスイングできた」

1回、先制3ランを放つ西武・栗山巧=メットライフドーム(撮影・棚橋慶太)
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 「パCSファイナルS・第2戦、西武13-5ソフトバンク」(18日、メットライフドーム)

 初戦を2桁失点で落とした西武が、ソフトバンクに11安打13点と2桁得点でお返し。アドバンテージの1勝を含めて2勝1敗とし、優位に立った。

 ライオンズ一筋、17年目の大ベテランのバットがチームに勢いを与えた。5番に座った栗山は初回、フルカウントからミランダのチェンジアップを豪快に振り抜き右翼席へ運んだ。ファイナルS第1戦に続く2試合連続の一発は先制の3ランとなった。

 「初回の3ランは非常にうれしかった。とにかくランナーかえすこと。3-2だったんで後ろにつなぐこと。その中でまさかのベストなスイングできました」と表情をほころばせた。

 これだけにはとどまらなかった。六回にも一塁強襲の適時内野安打を放つと、続く七回にもダメ押しの2点適時打と、計6打点の大暴れ。10年前の日本一を知るベテランは「チャンスで回ってきたので1点でも多く取ろうという気持ちだった」と振り返った。

 前日の大敗のショックを振り払う西武らしい打ち勝っての白星。「きのう負けているんで、今日負けると嫌な雰囲気が出てになると思っていたので。ホームでやれているというアドバンテージはあると思んですよ」と、スタンドのファンの声援に感謝していた。

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