オリックス・小林が7回無失点の好投 西村徳文新監督「レベルアップを感じる」

 「フェニックス・リーグ、楽天4-7オリックス」(20日、アイビースタジアム)

 オリックスの2年目・小林慶祐投手が7回をわずか1安打1四球で無失点の快投を見せた。

 七回にこの日のMAX147キロを記録するなど、ペース配分を考えた頭脳的な投球。制球も安定しており、楽天打線に付け入るスキを与えなかった。

 「常に全力だと先発の場合、球数を多く投げられないので高さやコースに合わせて直球のスピードも変えています」

 フェニックス・リーグでは黒木、K-鈴木、榊原と4人で先発ローテを組んでいる。中4日で登板とスケジュール的にはキツイが、それぞれが好投を見せている。

 「3人とも自分より年下なんで乗り遅れないように。どんな形でも0で抑えたいと思っていました」

 海の向こうではU-23W杯の南アフリカ戦に山崎颯一郎投手が先発し6回無失点の好投を見せた。

 来季の先発ローテーション入りを争う若手投手たちがし烈なアピール合戦を続けている。

 西村徳文新監督は「レベルアップを感じるところはありますね。競争をしていってくれたらいい」と手応えを感じていた。

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