“松坂世代”中日・工藤が引退「やり切ることができました」
中日は22日、工藤隆人外野手(37)が今季限りで現役引退すると発表した。球団に本人から申し入れがあった。
工藤は弘前実から青森大、JR東日本を経て、ドラフト9巡目で2005年に日本ハムに入団。09年に巨人、11年にロッテ、14年に中日に移籍した。「松坂世代」にあたる選手で、通算635試合、199安打、1本塁打。今季は73試合に出場した。
工藤は「14年間現役生活をやり切ることができました。戦力外になり中日ドラゴンズに拾っていただいて、まさか5年間もできると思っていませんでした。生え抜きでもないのにとても思い出に残る球団となりました。中日ドラゴンズのチーム関係者、スタッフ、そしてファンの皆様には感謝しかありません。14年間ありがとうございました」と球団を通じてコメントした。