ヤクルト、ドラフトで大阪桐蔭・根尾1位指名を公表 昨年の清宮に続いて2年連続
ヤクルトは23日、都内の球団事務所でスカウト会議を開き、小川淳司監督(61)は大阪桐蔭・根尾昂内野手(18)を25日のドラフト会議で1位指名することを明かした。ヤクルトの指名公表は、昨年の早実・清宮に続いて2年連続になる。
「一番いい選手に行こうということ。もちろん、競合は覚悟の上での判断」と小川監督。根尾についてはすでに中日が1位指名を公表。巨人、阪神、日本ハムの最有力候補にも挙がり、人気が集中する様相になっている中で、敢然と公表に踏み切った。
ヤクルトは根尾を野手として高く評価。指揮官は「能力の高い野手が出た時は、獲得を目指すのは当然。これだけの素材はなかなか出てくるものではない。将来的にヤクルトの中心になるのは間違いない。その上にいけば、プロ野球の(中心に)という感じはある」と絶賛した。
くじ引き役は小川監督が務める。1位の第1回抽選は4戦全敗だが、外れ1位、外れの外れ1位では山田哲や昨年の村上ら3勝。自身の運を信じて目玉を引き当てる。