ロッテ・井口監督、ドラフト1位候補は「大阪桐蔭の藤原くんで」

 ロッテは23日、ZOZOマリンスタジアムでスカウト会議を開き、大阪桐蔭の藤原恭大外野手(18)を1位指名すると公表した。

 約6時間にも及んだ会議は満場一致で結論が出た。井口監督は柔らかい笑顔で言った。

 「大阪桐蔭の藤原くんでいきます」

 さらに「外野手として走攻守そろった選手で、将来のロッテを背負っていける。(トリプル3も)期待できる。西武の秋山というタイプと思っています」と続けた。

 ロッテは外野手の若返りが急務。ケガから復帰した荻野、清田、伊志嶺は30歳を超えており、国内FA権を取得した角中は去就が微妙。今季、日本ハムから移籍した岡や、加藤、菅野らもレギュラーを取るまでには至っていない。

 スカウト陣は補強ポイントにマッチする藤原を「ここ一番で力を発揮する選手」と高く評価している。

 競合は必至だが、井口監督は「覚悟しています。私が引きます」。昨年の履正社・安田に続き、高校球界を代表するスラッガーを引き当てる。

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