12球団補強ポイントは…3連覇の広島はタナキクマルの後継者 西武は即戦力投手
プロ野球の2018年度ドラフト会議が25日、東京都内のホテルで開催される。甲子園の春夏連覇に貢献した大阪桐蔭・根尾昂内野手をはじめ1位候補の行方に注目が集まる中、セ・パ12球団の補強ポイントをまとめてみた。
【広島】田中、菊池、丸の後継者育成を目指し高校生野手の獲得を狙う。また即戦力投手も補強ポイント。
【ヤクルト】次代を担う野手が最優先。今季はレギュラー4人が34歳以上だった。次に即戦力投手、特に左腕が欲しい。
【巨人】ポスト坂本勇の若手内野手の育成が急務。外野手も高齢化が進んでいる。中継ぎが手薄で即戦力投手も必要。
【DeNA】過去5年間は上位で即戦力投手の指名が続き野手の指名も急務だが、即戦力右腕の補強もポイントとなる。
【中日】根尾の1位指名を公言している。ただ、投手、野手ともに層が薄いため、即戦力の獲得が急務。
【阪神】次世代で主軸となれる高校生野手の獲得が必須。左右の即戦力投手、捕手も補強が必要なポイント。
【西武】優勝しながら、防御率はリーグ最下位。先発、救援を含めた即戦力投手の獲得が最優先される。
【ソフトバンク】今宮の後継者として根尾、小園らの獲得を狙う。即戦力投手指名もポイント。
【日本ハム】最重要ポイントは即戦力の先発投手で、左腕不足も補いたい。次世代の遊撃手獲得も懸案事項。
【オリックス】ポスト安達の補強が最優先。高校生内野手を中心に素材を獲りたい。即戦力の先発投手も課題となっている。
【ロッテ】投打ともに戦力層が薄くまんべんなく補強したい。将来性のある若手投手と長打力を備えた外野手が理想だ。
【楽天】センターラインの強化が急務で、中でも最優先課題は正遊撃手の獲得だ。嶋の後継者となる捕手獲りもテーマのひとつだ。