槙原氏、ドラフトくじは選手が引くべき 新ルールを提案
プロ野球解説者の槙原寛己氏が25日、TBS系「ひるおび!」で、この日行われるプロ野球ドラフト会議について、クジは選手が引くべきという新ルールを提案した。
番組ではこの日行われるドラフト会議について目玉選手などを紹介。過去のドラフトにまつわるドラマなども紹介した。
今年は大阪桐蔭・根尾昂内野手や、金足農・吉田輝星投手らに注目が集まっているが、特に根尾は複数球団からの指名が確実視されている。これに槙原氏は「ドラフト、選手に(クジを)引かせたらと思う。4球団競合なら根尾君に引かせる」と、指名球団ではなく、指名された選手本人にクジを引かせるという新ルールを提案した。
これにMCの恵俊彰は「確かに悔いはないよね」と興味を示すと、八代英輝弁護士も「人に引かれるよりいいと思う。ただ、何とも思っていない球団を引いた時の表情が…」と意中ではない球団だった場合の選手の対応が難しいのではと指摘した。
槙原氏は「その時の対応も含め、そこをうまく返せるようになればプロとして大成する」と訴えると、野村忠宏氏も「賛成。最後は自分で運命を切り拓く」と選手がクジ引き案に理解を見せた。
ただ、ゲストとして出演した元ヤクルト監督の真中満氏は「物理的には難しいかな。候補選手をスタジオに呼ばないといけないし、(呼んでも)指名がなかったら寂しいし」と冷静に指摘し、スタジオは一気にトーンダウンしていた。