巨人、根尾昂は引けず…くじ7連敗 4球団競合で中日に交渉権、辰己も逃す
「ドラフト会議」(25日、グランドプリンスホテル新高輪)
巨人はドラフトでのくじ引きで、7連敗となった。
不動の遊撃手・坂本勇人の後継者候補として、大阪桐蔭・根尾昂内野手を1巡目で指名。4球団の競合で原辰徳新監督がくじ引き役を務め、右手でくじを引いたが、交渉権は獲得できなかった。根尾の交渉権は中日が獲得した。
さらに、巨人は外れ1巡目で立命大の辰己涼介を指名したが、またも楽天、阪神、ソフトバンクとの4球団で競合。ここでも引き当てられなかった。
結局、外れ外れ1巡目で八戸学院大の高橋優貴投手を単独で指名した。
原監督自身、5年ぶり8度目の大役。08年に大田泰示外野手を2分の1で引き当てたのを最後に、これでくじ引きは通算1勝8敗となった。
巨人が直近での過去5度、抽選で外した選手は以下の通り。()内は現所属球団
13年 石川歩(ロッテ)
16年 田中正義(ソフトバンク)
16年 佐々木千隼(ロッテ)
17年 清宮幸太郎(日本ハム)
17年 村上宗隆(ヤクルト)