巨人はくじ7連敗 原監督は「残っていなかった。あきらめもつく」とサバサバ

 「ドラフト会議」(25日、グランドプリンスホテル新高輪)

 巨人はドラフトでのくじ引きで、7連敗となった。

 不動の遊撃手・坂本勇人の後継者候補として、大阪桐蔭・根尾昂内野手を1巡目で指名。4球団の競合で原辰徳新監督がくじ引き役を務め、右手でくじを引いたが、交渉権は獲得できなかった。根尾の交渉権は最初に引いた中日が獲得した。

 その後、外れ1位で立命大・辰己涼介外野手を指名したが、またも最初にくじを引いた楽天・石井GMが交渉権をゲット。当たりくじは残っていなかった。原監督は「残念ではありますが、私が引いた時には残っていなかった。あきらめもつく。これはルールの中で仕方がない」と吹っ切れた様子で語った。

 結局、外れの外れ1位で八戸学院大・高橋優貴投手(4年=東海大菅生)を指名した。原監督は「左投手においてナンバーワンの評価をしていました。即戦力という位置付けで指名しました」とうなずいた。

 原監督自身、5年ぶり8度目の大役。これでくじ引きは、通算1勝8敗となった。

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