ドラフト主な指名漏れ…DeNA細川弟、広島・アドゥワの兄、由伸2世も

 運命を左右するドラフト会議の抽選箱=グランドプリンスホテル新高輪
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 「プロ野球ドラフト会議」(25日、グランドプリンスホテル新高輪)

 ドラフト会議が終了し、候補として名前が挙がっていた下関国際の鶴田克樹投手、法大・森田駿哉投手、東芝・岡野祐一郎投手、四国アイランドリーグの徳島・谷田成吾外野手らが指名から漏れた。

 鶴田は最速147キロの直球を持ち、変化球をコースに投げ分ける制球力も高い。今年はエースで4番の“二刀流”として春夏連続甲子園へ導いた。

 富山商時代から注目されていた森田は、大学では1年春に開幕投手を任されたが以降は故障に苦しみ、3年秋まで登板なし。最終学年では中継ぎとして復帰した。

 社会人日本代表のエース格である岡野は、最速149キロ右腕。

 谷田は慶大時代に東京六大学リーグで15本塁打をマークした左の強打者。「由伸2世」の呼び声もあったが、大学4年時にプロでの指名がかからず、JX-ENEOSへ入社。2年後もプロ入りを果たせず、MLBマイナーのトライアウトを受験。契約を勝ち取れず、今季から徳島に加入した。徳島での成績は打率・293、3本塁打。

 また、広島のアドゥワ誠の兄で東京農業大学北海道オホーツクのアドゥワ大投手も名前が呼ばれることはなかった。ナイジェリア人の父、日本人の母の間に生まれ、196センチの長身から角度のある直球が持ち味だが、兄弟でのプロ入りはならなかった。

 ほかでは大学ジャパンの奈良学園大・米満凪内野手、明大・逢沢崚介外野手、法大・向山基生外野手や、横浜高出身の左腕、国際武道大・伊藤将司投手、俊足が武器の日大・長沢吉貴外野手、社会人ジャパンの東京ガス・笹川晃平外野手、ホンダ鈴鹿の松本桃太郎外野手、さらにDeNAの細川成也外野手を兄に持つ明秀日立・細川拓也投手も指名から漏れた。

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