日本ハム2位の花咲徳栄・野村 先輩の広島・高橋昂との対戦熱望「長打力ある選手に」
「プロ野球ドラフト会議」(25日、グランドプリンスホテル新高輪)
昨夏の甲子園で優勝した花咲徳栄・野村佑希内野手は、日本ハムに2位で指名された。
同校の校長室で、岩井監督とテレビ中継を見守る間は緊張の面持ち。指名を受けると小さく息をつき、笑みがこぼれた。「同じ大会に出ていた選手が呼ばれて、早く自分も呼ばれたいと思っていた。目標としていたプロの世界に行けることが決まってホッとした気持ち」と心境を明かした。
高校入学後にプロ野球をテレビ観戦する機会が増え、大田泰示のプレーに憧れたことがきっかけで、昨年から日本ハムファンに。「若い選手がすごく活躍していて、育成に定評がある印象。思う存分トレーニングして自分を高めていきたい」と指名を喜んだ。
花咲徳栄からは4年連続のドラフト指名。対戦したい投手に、同校の先輩である広島・高橋昂と中日・清水の名前を挙げた高校通算58本塁打のスラッガーは「長打力のあるスケールの大きな選手を目指してやっていきたい。感謝を忘れず、ファンや裏方さんにも愛される選手になりたい」と目標の選手像を口にした。