ソフトバンク1位は東洋大・甲斐野「日本を代表する抑えに」159キロ右腕が立候補
「プロ野球ドラフト会議」(25日、グランドプリンスホテル新高輪)
常勝軍団の将来の「守護神」に立候補した。ソフトバンクから1位指名を受けた最速159キロ右腕、甲斐野央投手(21)=東洋大=は、引き締まった表情で口にした。
「将来的には日本を代表する抑えになりたい」
工藤監督が報徳学園の小園、立命大の辰己と野手2人をくじで外した後、名前を呼ばれた。会見場控室でモニターを見つめていた剛腕は「1位とは思っていなかったし、今までになかった気持ち。これから(プロで)やっていくんだ」と気持ちを一気に高ぶらせた。
投手陣の強化は来季の戦いの鍵を握る。「(3度目も)抽選も覚悟したが、いい投手を取りたかった。単独でいけたのはよかった」と工藤監督。覇権奪回を目指すチームに頼もしい剛腕が加わった。