ヤクルト・青木が日本S勝敗予想「広島の4勝3敗」の根拠は…

 ヤクルト・青木宣親外野手(36)が26日、テレビ朝日「報道ステーション」(月~金曜、後9・54)のスポーツコーナーに生出演。27日にマツダスタジアムで開幕する日本シリーズについて「広島の4勝3敗」と予想した。

 根拠としては「実力はきっ抗している。それだけにホームアドバンテージがあると思う。マツダスタジアムの応援は本当にすごい」と説明。全7試合のうち4試合をホームを戦うことのできる広島の利点を挙げた。

 打線での広島のキーマンには3番を打つ丸佳浩外野手を挙げた。「1、2番が出て丸選手が返すパターンもあれば、2アウトから丸選手が出て、4、5番で返すパターンもある。本当に打線になっている」と説明。「1、2番を抑えろというのはよくあるが、ソフトバンクとしては1、2、3番を抑えるという考えでいくべき」と指摘した。

 ソフトバンクについては、CSを勝ち抜く際に見せたように「日替わりで出てくる選手がキーマン」と語った。CSでは明石、西田、川島ら常にスタメンというわけではない選手が活躍。日替わりヒーローが出ることで、短期決戦ならではの勢いが出る効果を挙げた。

 ソフトバンク投手陣で通常は先発の武田、石川がリリーフに回っていることにも注目。「このレベルのピッチャーを中継ぎに持ってくることができるのはすごい。先発が早めに崩れても、相手にいきそうな流れを断ち切ることができる」と話した。

 青木自身はシーズン終盤に左太もも裏を痛め、巨人にファーストSで敗退したCSは出番なしに終わった。現在の状態について聞かれると「順調です」と回復していることを強調した。

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