明徳義塾が8強進出でセンバツへ一歩前進 エース・服部が2安打完封
「秋季高校野球四国大会・1回戦、明徳義塾2-0聖カタリナ学園」(27日、レクザムボールパーク丸亀)
明徳義塾(高知3位)が聖カタリナ学園(愛媛2位)を下し、8強へ進出した。エース左腕・服部遼馬投手(2年)が、2安打7奪三振で完封。大会3連覇、そして4年連続センバツ出場へ一歩前進した。
序盤から息詰まる投手戦となったが、明徳義塾は五回、1死二、三塁から2番・今釘勝内野手(1年)の中前タイムリーで2点を先制。エース・服部は130キロ台中盤の直球とキレのあるスライダーを低めに集め、三塁を踏ませない116球の快投でリードを守り抜いた。
県大会は背番号17で、今大会から「1」を背負う服部は「スライダーが低めに決まって、テンポよく投げることができた」と笑顔。馬淵史郎監督(62)は「服部が良かった。相手に流れを渡さなかった」と新エースをたたえていた。