巨人・原監督「現状は全ての選手がレギュラー」熱くナインを鼓舞
巨人・原辰徳新監督(60)が就任した巨人の秋季練習が27日、川崎市のジャイアンツ球場でスタートした。4年ぶりの再々登板となった新指揮官。練習開始前に坂本や岡本らと握手を交わし、円陣の輪に入った。
「1年間、ご苦労様でした。私も3度、ジャイアンツ監督として戻って参りました。『また一発やってやるぞ』という気持ちでグラウンドに立っています。監督、コーチ、スタッフは変わっていきますけど、チームというのは選手が多少入れ替わるだけで長い歴史を歩んできた中、本質は全く変わりません。まずは選手それぞれが大きな目標や志を持って、チームが一丸となって戦うことがとても重要だと思っています」。その後、コンディション維持やリーグV、日本一奪回へ強い意識を持つことを求め、そして全選手にチャンスがあることなど、約5分間の訓示で指針を示した。
練習は始まると、沢村らに身ぶり手ぶりを交えて指導するなど、精力的に動いた。初日を終え「いい選手がたくさんいるなと思いました」と感想を口にした指揮官。「今、現状はすべての選手たちがレギュラー、東京ドームで暴れるという気持ちを持って戦ってくれるという風に思っています」と現有戦力に期待を込めていた。