明徳義塾8強 エース服部2安打完封
「秋季高校野球四国大会・1回戦、明徳義塾2-0聖カタリナ学園」(27日、レクザムボールパーク丸亀)
3連覇を狙う明徳義塾のエース・服部遼馬投手(2年)が、2安打7奪三振で公式戦初完封。「テンポ良く投げられた」とチームを8強に導く快投に胸を張った。
高知大会では背番号「17」だったが、好投が認められて今大会から「1」に昇格した。25日のドラフト会議では、先輩の市川悠太投手(17)がヤクルトから3位指名された。「市川さんはピンチでも強気の投球を貫いた。自分も見習いたい」。前エースの背中を見続けてきた左腕は130キロ台中盤の直球や鋭いスライダーを低めに集め、相手打線をほんろうした。
28日の準々決勝の相手は高松商。4年連続のセンバツ出場を目指す名門の新エースは「もっといいピッチングをして勝ちたい」と力強く誓った。