ロッテがドラ7松田に指名あいさつ 高校先輩の井口監督もエール「精一杯頑張って」
ロッテからドラフト7位指名を受けた松田進内野手(24)=ホンダ=が29日、大阪市内のホテルで、永野吉成チーフスカウト、榎康弘担当スカウトから指名のあいさつを受けた。
188センチ、95キロの堂々たる体格。国学院久我山高から中大、さらにホンダを経て念願の指名となった。
「大学に進んでレベルアップしてプロと思っていたが、(指名が)かからなかった。ホンダで2年間生活して守備より打撃だと思った」と話すように打力を磨いてきた。
遊撃の守備は打球への反応のよさで定評がある。逆方向へも長打が打てる。
担当の榎スカウトは「この体で3拍子(走攻守)そろっている。パンチ力があって、ウチにはいないタイプだと思う」と評したが、そのスケールの大きさで将来性も十分だ。
今季は新人・藤岡が143試合、遊撃で出場したが、「ショートだったのでショートで勝負したいと思っている。(売りは)長打力です。最低20本以上と思っている」と負けん気を見せた。
井口監督は高校の先輩、今季24本塁打の井上は大学の先輩。その井口監督からは「精いっぱい、頑張ってほしい」とメッセージが寄せられたそうで、「(注目度は)ドラ1よりも低いけど気にならない」と前を見据えた。