ロッテ・ドラ1藤原、2・1紅白戦デビュー “足”で魅せる
ロッテからドラフト1位指名を受けた藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭=が29日、大阪府大東市の同校本館で井口資仁監督、松本尚樹編成部長、下敷領悠担当スカウトから指名のあいさつを受けた。
2・1石垣島キャンプイン。50メートル5秒7の俊足を持つ藤原が早くも、打撃のみならず、“足”で魅せる決意を表明した。
「足は自分の持ち味なので打撃、肩、守備よりも足で(首脳陣に)しっかりアピールしていけたらいい」
この日、井口監督は直々に大阪桐蔭を訪れた。25日のドラフト会議。楽天、阪神に競り勝って、将来の「トリプルスリー」候補を引き当てた。
藤原と対面するのが楽しみだったようで、両親を交えて育成方針などを説明。「実にりりしい感じがした」と第一印象を語り「スピードに加えてパワーがある。(トリプルスリーは)クリアするものを持っている」と超高校級外野手に期待を寄せた。
すでにレギュラーはすべて白紙の方針。キャンプイン当日は紅白戦を予定している。藤原の1軍帯同は決定済みで、打席に立つことになる。藤原は「プレッシャーは少しはある。それだけ期待されている。結果を残せるようにしたい。チームに貢献できる力を一歩一歩つけていきたい」と“足元”を見つめていた。