“甲斐キャノン”がまたもさく裂 盗塁阻止率10割 捕手最多盗塁刺記録に迫る
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「日本シリーズ・第4戦、ソフトバンク-広島」(31日、ヤフオクドーム)
“甲斐キャノン”がまたもさく裂した。ソフトバンクの甲斐拓也捕手が五回、二盗を試みた安部を余裕で刺してみせた。
2死一塁で田中の打席。1ボール2ストライクからの4球目、一走の安部が好スタートを切ったが、甲斐は捕球後、強肩発動。二塁ベース上でドンピシャの素早い送球で盗塁を封じた。
今シリーズは第1戦から4試合連続4度の盗塁企図を全て刺す阻止率10割。4者連続盗塁刺は、1958年・藤尾(巨人)以来、60年ぶり2人目となった。さらに同一シリーズの捕手最多盗塁刺、52年の広田(巨人)の6に迫る勢いだ。