巨人・ドラ2増田 目標は大きく“坂本超え”「しっかり努力して」
巨人からドラフト2位で指名された増田陸内野手(18)=明秀学園日立=が1日、茨城県日立市の同校で長谷川スカウト部長、青木スカウトから指名あいさつを受けた。“ポスト坂本”と期待される逸材は「坂本選手を超えられるような選手になりたい」と、意を決した。
高校では主将を務め、通算34本塁打のパンチ力を見せつけた。今春のセンバツでは攻撃型の1番打者として15打数5安打、打率・333。長打率・600と光る打棒で、16強入りの立役者となった。
積極的な打撃だけでなく、50メートル走は6・2秒と高い身体能力を持つ。プロでの目標は“トリプルスリー”と掲げた。だが「まだまだ実力もトリプルスリーを語れるような実力を持っていない。しっかり努力して何年後かにはその目標を達成したい」と力を込めた。
長谷川スカウト部長は「見ていて非常に躍動感がある。プレーを見てすごく野球が好きだなと、野球小僧という印象が強い。新しく監督となった原も申していますように、『のびのび』と『溌剌』とプレーをする選手というネーミングにぴったりマッチする選手だ」と、新時代のスター候補に大きな期待を寄せた。