オリックス・西村監督 得点力UPへ “脳トレ”
オリックス・西村徳文監督(58)は1日、高知での秋季キャンプを前に“脳トレ”で得点力アップを図る考えを明かした。キャンプのテーマを問われると即答した。
「得点力のアップ。今年の反省を踏まえてやらないといけない。何かをやって変えていかないと」
チーム防御率はリーグトップながら打率は5位。攻撃力の向上こそが浮上のカギ。そのために技術、体力に加えて、野球脳も鍛える考えだ。中身はこうだ。練習終了後にホテルで個別に選手が呼ばれ、田口野手総合兼打撃コーチ、下山打撃コーチ、スコアラーとともに今季の打撃を映像で振り返る。相手投手の攻め方、打ち方を見ながら改善点を話し合うというもの。
「猛練習だけではすべてのレベルアップにはつながらない。技術、体力、気持ちの面も含めてこの時期にしかできないことをやってもらう」
練習開始前に全員にウエートトレーニングを課すなど、これまでとやり方を変えて得点力アップにつなげる。