中日・松坂、先発ローテ守る 来季ノルマ今季登板数の2倍
中日・松坂大輔投手(38)が2日、与田剛監督(52)らにあいさつするため、ナゴヤ球場を訪れた。移籍1年目の今季は体調面を考慮され、間隔を空けながらの登板だったが、11試合だった今季の2倍以上の登板数を来季のノルマに掲げた。
「みんなと同じようにやれるのが一番。変に気を使わせることのないようにできるのが一番ですね。それは僕自身にかかっていると思うので」
今季はチーム2位タイの6勝(4敗)をマークし、防御率3・74。ただ、2015年に手術した右肩などの不安を配慮され、登板間隔は中10日前後がほとんど。中6日だったのは1度だけで、場所も負担の少ないナゴヤドームが中心。この変則ローテにより、他の投手に影響が出ていたのも事実だ。
「単純に今年の倍は投げられるように。オフはしっかり体のケアと、また一からトレーニングをやり直して来年に臨めたら」。17日のファンフェスタ後に渡米し、自主トレに臨む。来季は1年間、先発ローテを守り抜く。