明石商・1年生来田、公式戦初本塁打 決勝へ導く
「秋季高校野球近畿大会・準決勝、明石商12-0智弁和歌山」(3日、ほっともっとフィールド神戸)
準決勝2試合が行われ、龍谷大平安と明石商が決勝へ進出した。龍谷大平安はヤクルト・奥村展征を兄に持つ奥村真大内野手(1年)が3ランを放つ活躍を見せ、履正社に七回コールド勝ち。京都3位から勝ち上がり、5年ぶりの決勝進出を決めた。明石商は今春センバツ準Vメンバーが残る智弁和歌山を五回コールドで下し、初の決勝進出を決めた。
明石商・1番来田涼斗外野手(1年)が、公式戦初本塁打を含む3安打5打点の活躍で決勝へ導いた。二回2死一、二塁は右翼席上段へ高校通算14号の3ランを放ち、「(感触は)今までで一番よかった。自信になる」と笑顔。
高校入学前は大阪桐蔭など30校弱の高校から誘いを受けた。明石商では1年春の兵庫大会から1番に座る逸材が強烈な輝きを放った。