京都3位・龍谷大平安が逆転サヨナラで“下克上V”!明治神宮大会出場権を獲得 近畿大会
「秋季高校野球、秋季近畿大会・決勝、龍谷大平安2-1明石商」(4日、ほっともっとフィールド神戸)
龍谷大平安(京都3位)が、延長十二回逆転サヨナラ勝ちで明石商(兵庫1位)を破り、13年以来5年ぶりの優勝を果たした。明治神宮大会の出場権を獲得。同大会では9日の1回戦で、北海道地区代表・札幌大谷と対戦する。
準決勝をともにコールド勝ちで勝ち上がった両校の試合は、延長十一回まで0-0。龍谷大平安の先発左腕・野沢秀伍投手(2年)と、明石商の先発右腕・宮口大輝投手(2年)の投手戦となった。
明石商は延長十二回に1点を先制して均衡を破った。しかし、龍谷大平安は延長十二回2死満塁で3番・多田龍平捕手(2年)が逆転サヨナラ打を放ち、試合を決めた。
龍谷大平安は秋季京都大会は3位ながら、1回戦・天理(奈良1位)、準々決勝・市和歌山(和歌山2位)、準決勝・履正社(大阪1位)と強豪を次々に撃破。決勝では明石商との接戦を制し、1位校を3校も破る“下克上V”となった。