ヤクルト・山田「五輪出たい 不動の存在へ「結果にこだわる」
日米野球に出場する野球日本代表「侍ジャパン」が6日、台湾代表との壮行試合(7日・ヤフオクドーム)を前に公式練習を行った。
昨年のWBC以来の侍ジャパン復帰となったヤクルト・山田は結果重視で試合に臨む姿勢を示した。見据えるのは東京五輪出場。「出たい気持ちはあるし、そのためにもコツコツ結果を出していかないと」と決意を明かした。
WBCを経てシーズンを迎えた昨季は不振。今年3月の強化試合では代表招集を見送られた。巻き返しを期した今季は2年ぶり3度目の“トリプルスリー”を達成。復調を待望していた稲葉監督の思いに応え、再び日の丸を背負うことになった。
代表選出は自身の成長にも大きなプラスだ。「うれしいですね。いろんな人と野球をして吸収しようという、違った楽しさもある。勉強したい」と意欲満々。中でも山川の打撃には「どういうタイミングで、どういう待ち方をしているのか」と高い関心を示した。
山田にとっては五輪への再スタートとなる台湾戦。「打つなり、走るなり、守るなり、結果にこだわってやりたい」。侍ジャパンでも不動の存在となるべく、文句なしのプレーを披露する。