ソフトバンク、史上“最タカ値”級 西武・浅村獲りに4年最大28億円用意
ソフトバンクが7日、国内FA権を行使したオリックス・西勇輝投手(27)とともに西武・浅村栄斗内野手(27)の獲得にも乗り出すことを表明した。三笠杉彦球団統括本部本部長が参戦を明言。浅村には日本球界史上最高クラスの4年最大28億円前後の超大型契約を用意しているとみられる。
なりふり構わない。2年連続日本一こそ果たしたが、シーズンは西武に6・5ゲーム差をつけられてV逸。屈辱と悔しさを味わった「王者」が、動いた。三笠本部長は「日本の内野で右打者としてトップレベル。ぜひホークスに興味を持ってもらって一緒に3年連続の日本一を目指してやっていけたら」とラブコールを送った。
浅村は今季、打率・310、32本塁打、127打点で打点王を獲得し、10年ぶりのリーグ優勝に貢献。勝負強さも折り紙付き。二塁はレギュラーが固定されていない現状を見ても、破格の条件で迎え入れるだけの価値はある。他球団をしのぐ資金力を誇る「王者」が、オフも主役を張る。