西武・浅村がFA表明「他球団の評価聞きたい」 球団は宣言残留を容認
西武の浅村栄斗内野手(27)が7日、埼玉県所沢市の球団事務所で記者会見し、国内FA権の行使を表明した。同日に関係書類を提出。「他球団の評価を聞きたい率直な思い。一野球人として他球団にどのように評価してもらえるのか」と理由を明かした。
プロ10年目の今季は球団新記録の127打点で自身2度目のタイトルを獲得。打率・310、32本塁打をマークし、主将として西武の10年ぶりのリーグ優勝をけん引した。
ソフトバンクも獲得に乗り出すことを明らかにするなど、西武を含めた複数球団による争奪戦が予想される。球団側は宣言残留を容認しており、「外に出て行くからと行使したわけではない。自分があるのはライオンズのおかげ。ライオンズを最優先で考えていきたい」と移籍が前提ではない考えを示した。
西武の渡辺久信SDは既に3度交渉しており、「浅村がいないのはすごく戦力的にダウンになる。日本一を目指してほしいと伝えた」と今後も残留交渉を継続する意向を示した。