巨人、育成の星・松原が躍動 ランニングホームラン含むマルチ&盗塁

4回巨人1死二、三塁、右中間に代打ランニング3ランを放つ巨人・松原聖弥=東京ドーム(撮影・出月俊成)
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 「日米野球エキシビション、巨人-MLBオールスター」(8日、東京ドーム)

 巨人・松原聖弥外野手がランニングホームランを放った。

 6点を追う四回、1死二、三塁の好機に代打で登場。初球を積極的にスイングし、左中間へ運んだ。左翼手と中堅手が交錯しそうになり、打球は左中間を転々。その間に、松原は俊足を生かして一気にダイヤモンドを一周。本塁へ滑り込み、両手をたたき、喜びを爆発させた。原監督も満面の笑みを浮かべ、23歳を迎え入れた。

 六回には2死から俊足を生かして一塁への内野安打で出塁。さらに次打者・重信の打席で2球目に二盗を成功させ、悪送球で三塁へ。足で存在感を強烈にアピールした。

 育成出身の松原は入団2年目の今季、7月31日に支配下選手登録。1軍出場はなかったが、秋季キャンプの実戦でもアピールし、原監督も評価。この試合のベンチ入りを勝ち取っていた。

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