来秋ドラフト候補、星稜・奥川が明治神宮大会Vを目標に設定

 明治神宮野球大会(9日開幕・神宮)の開会式が8日、東京都内の明治神宮会館で行われた。高校の部では、来秋ドラフト候補の星稜・奥川恭伸投手(2年)が目標を優勝に設定。10日の広陵との初戦に闘志を燃やした。

 10月22日の秋季北信越大会決勝で、左手首に打球を受けて打撲。引き分け再試合となった翌23日は出場しなかった。気になる状態について「次の週には痛みは引いていた」と回復を強調。すでに練習ではシート打撃に投げ、今大会での復帰登板に自信を持つ。

 今秋の中国大会でプロ注目の創志学園・西を攻略した強敵との対戦に「勝ちにいきたい」と気合十分だ。今夏の侍ジャパン高校代表に2年生で唯一選ばれた世代屈指の剛腕が27年ぶりの頂点へ導く。

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