日本ハムドラ1・吉田「侍ポーズ」条件付きOK 栗山監督「こだわりあれば」

 日本ハムの栗山英樹監督(57)が9日、ドラフト1位指名した吉田輝星投手(17)=金足農=の「侍ポーズ」を条件付きで容認する可能性を示した。本人と話し合い、プロ入り後も継続する意向があるなら「どういう意図があるかということだけよ。こっちが納得できる本当のこだわりがあれば」と説明を求める考えだ。

 今夏の甲子園を席巻し、最速152キロ右腕の代名詞となった“シャキーンポーズ”。指揮官は「調子が出ない時に『高校時代のそれやって』ということはあるかもしれない」と一定の理解を示している。ただ、投球前のパフォーマンスを期待しているわけではない。

 「そんなことやってる場合じゃない、というのが正直あるけど」

 今季チームは3位に終わり、CSもファーストS敗退。日本一奪還を目指す来季は投手陣の底上げが急務で、高卒新人の吉田は先発ローテを担う即戦力として期待している。既に外出許可制を義務づける“大谷ルール”の実施も通達済みで、思いは伝えたつもりだ。

 「野球を本当に楽しそうにやるなという選手は絶対うまくなる選手。野球小僧でいてほしい」。理想は同じ東北で生まれ育ったエンゼルス・大谷。栗山監督が育成の先頭に立ち、実力を引き出す。

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