侍の4番柳田 2試合連発「思い切りボールをしばいたろうと」連日のお立ち台
「日米野球、MLBオールスター6-12侍ジャパン」(10日、東京ドーム)
2試合連発を含む4打数4安打4打点と大暴れした侍ジャパン・柳田悠岐外野手が連日のお立ち台に立った。
初回に先制タイムリーを放つと、三回には1死二塁でラミレスの初球カーブを完璧に仕留め、打った瞬間にそれと分かる2号2ランを左中間へと運んだ。
連日のヒーローは「きょうはいい一日になりました」と笑顔でファンの声援に応えると、ホームランについては「思い切りボールをしばいたろうと思って、いい結果になって良かったです」と振り返った。
豪快な一発に続き、五回の第3打席では、左腕・ジョンソンから左前適時打。六回も振り切った打球が中前に落ち、4安打目をマークした。4打数4安打4打点とメジャー軍団に「YANAGITA」の名前をアピールした。
MLB選抜の一塁ベースコーチを務めた松井秀喜氏も「センターから逆方向にあれだけ距離が出るというのはね、ちょっと今までの日本人バッターにはみられなかった」とうなり、「昨日からやられっぱなしですけど、みんな止められないっていう話をしている。かなりみんな印象に残っていると思います」と明かした。
チームも17安打で12点を奪っての完勝。打線を引っ張る侍ジャパンの“4番”は「リラックスです、きょうは。普通にいつも通りやろうと思っていましたし、みんながよく打っていたのでいい流れに乗らせてもらいました」と話していた。