西武・菊池、感謝の渡米 すご腕代理人の交渉本格化

 ポスティングシステムで米メジャーに挑戦することが決まった西武の菊池雄星投手(27)が10日、今後の移籍交渉に備えるとともに、来季に向けた本格的なトレーニングを始めるため、成田空港から米ロサンゼルスに向けて出発した。

 5日に西武が移籍を認めてから初めて公の場に現れた菊池は、まずはチームへの感謝を示した。「球団からは『夢を応援したい』と言っていただいた。9年間、育ててもらい、感謝の気持ちでいっぱい」

 現地には10日間程度滞在し、本格的な練習に取り組んで来季に向けて体作りを再開する。「どこでプレーすることになっても、トレーニングはしっかりやっておかないといけないので」。夢に挑戦するための土台作りを始める決意だ。

 今後は西武が12月5日が締め切りのポスティングシステムの申請手続きを進め、菊池は一時帰国した後に本格的な交渉のために再び渡米する予定。「(メジャーは)高校時代から憧れた場所。一つの大きな夢だった」。すご腕で有名な代理人、スコット・ボラス氏の交渉もいよいよ本格化していく。今オフ、メジャーの移籍市場でも注目されている左腕は、晴れやかな表情で夢の舞台、米国へ旅立った。

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