巨人が丸、炭谷W獲りへ 原監督直接出馬も「ルールの中で積極的に動く」
巨人・原辰徳監督(60)が14日、FA交渉に直接出馬する可能性に言及した。この日、FA宣言選手が公示されたのを受け、指揮官は「時間的なものもあるのでなんとも分かりませんけれども、ジャイアンツの一員として意思を伝えに行くということはあり得ると思います」と話した。
巨人は広島・丸佳浩外野手(29)と西武・炭谷銀仁朗捕手(31)の獲得に向けた準備を進めている。丸については「ジャイアンツにとって非常に魅力のある選手であるということは言えますね」とし、炭谷についても「エース(正捕手)の経験というね、そういう部分では刺激を入れるポジションであると」と影響力に期待した。
15日から交渉が解禁される。丸、炭谷のW獲りへ「自分の意思は球団の方に伝えてあります」とし、「球団は時が来たらアクションは必ず起こす、ルールの中で積極的に動くと思います」と言葉に力を込めた。2011年の杉内とのFA交渉の際には電話で誠意を示した指揮官。今回も自らの言葉で、熱意を伝える可能性は高い。