オリックスが西武FA浅村に背番号1&7用意 地元“大阪愛”と誠意でアタックへ
オリックスが西武からFA宣言した浅村栄斗内野手(28)に対して背番号1と7を用意していることが14日、明らかになった。
FA公示を受けて長村裕之球団本部長(59)は「代理人に獲得の意思は伝えました。いつでも交渉に行く準備はできている」と解禁となる15日にも交渉する構えを見せた。
条件については「あれだけの選手。球団として誠意を持った額を用意している」と話した。出来高を含めた総額で4年20億円を準備。さらに背番号は「1」と「7」を用意した。
「1」は退団した中島が付けていた番号。中島は浅村が尊敬する先輩。西武時代にも「3」を引き継いだ経緯がある。「7」は“世界の盗塁王”福本豊が付けた偉大な番号。長村本部長は浅村に対して「地元の大阪に帰って力を貸してほしい」と訴える。大阪が生んだレジェンドの番号はいわば“大阪愛”を訴えるオリックスにとっては切り札と言える。
条件では他球団に劣るとみられるが、誠意で口説き落とす。