ソフトバンク、FA・西獲りへ お先に初交渉
FA選手との交渉が解禁となった15日、ソフトバンクがオリックスからFA宣言した西との初交渉を大阪市内のホテルで行ったことが分かった。球団は過去のFA交渉は基本的にオープンにしてきたが、この日は三笠球団統括本部長と編成担当が極秘で大阪入りした。
西サイドとの交渉の席では年俸4億円以上の4年契約で、出来高などをクリアすれば最大で総額20億円前後にも達する大型契約を提示したとみられる。破格の条件面に加えて、交渉解禁日のアタックで誠意を示した形だ。
西がFA宣言した7日には、同本部長が「年齢も若いし、ローテーションで回れるような投手。ぜひ話をさせてもらいたい」と速攻でラブコールを送っていた。球団は西武から国内FA宣言した浅村栄斗内野手(28)との初交渉も近日中に行い、投打のダブル獲得を目指す。