ヤクルト戦力外の由規「地元うれしい」楽天入団まず支配下目指す
ヤクルトを戦力外となり、楽天と育成契約で入団合意した由規投手(28)が16日、ヤクルト戸田球場で自主トレを行った。新天地が故郷・仙台のチームに決まり「野球ができる環境を求めて、そこがましてや地元というのがうれしい」と喜んだ。
今季は右肩痛で6月に離脱。以降の実戦登板はなかった。この日は約40メートルの距離でキャッチボール。「いい球も増えてきている」と少しずつ回復への階段を上っている。
新しい背番号は123。「変わらずマイペースでコツコツと。一からやりたいと思って」空き番から即決した。目指すのは地元での復活。「入っただけではなく、結果を残さないと支配下にはなれない。しっかり肩を治して、投げられるようにしたい」と決意に満ちたまなざしで語った。