ロッテ、丸獲得へ山室球団社長出馬も「本社挙げてのラブコールです」
ロッテ・山室晋也球団社長(58)は18日、広島からFA宣言した丸佳浩外野手(29)の獲得に関し「必要とあらば」と直接出馬する考えを明かした。井口監督に続きフロントのトップも腰を上げる覚悟だ。
ロッテはすでに丸サイドに獲得の意思を伝えている。18年はロッテ・オリオンズ誕生50年目のシーズンに当たるだけに、山室社長は「節目の年ですからね。(丸獲得は)ロッテ本社挙げてのラブコールです」と言い切った。
ロッテは「4年総額20億円」の軍資金とともに、将来の幹部候補生の条件を提示する見込みで、ロッテグループの後押しを受けて数年に一度の大勝負を仕掛ける。
井口監督も「50周年ということもあり、本社を含めて前から本気で取り組んでもらっている。ありがたい」と山室社長に歩調を合わせ、「(丸には)こちらの思いを伝えることが一番大事だと思う」と誠心誠意を強調した。