中日・松坂、打者転向を本気で考えていた 右肩痛のソフトバンク時代に
中日の松坂大輔投手(38)が19日、テレビ朝日系「中居正広のスポーツ!号外スクープ狙います!」に出演し、ソフトバンク在籍時に本気で打者転向を考えたことを明かした。
メジャーから帰国した松坂は、2015年にソフトバンクに入団。日本球界復帰を果たしたが、同年夏に右肩痛を発症して手術。結局、3年間在籍したソフトバンクではわずかに1試合登板しただけで、ほぼ治療、リハビリに費やしていた。
「打者でプロに入りたかった」と言うほど、ピッチングよりもバッティングの方が好きだったという松坂。「(右肩が)どうにもならなかったので、ホークスのフロントの方に『野手で1年やらせてください』って言おうかなって、ずっと考えていた」と告白。2軍の施設でリハビリを行っていたが、投手の練習が終わるとその後はバッティング練習ばかりしていたという。
「バッティングが好きなのはみんな知っていたので、多分、“気分転換でやっているんだろうな”と思って見ていたんじゃないかと」と周囲には気付かれてなかったという。
ソフトバンクを退団した松坂は今季、1月に中日にテスト入団。11試合に投げ6勝4敗、防御率3・74をマークし、セ・リーグのカムバック賞を受賞した。