中日・阿波野コーチ 大野雄の再生に使命感 付きっきりで指導
中日・阿波野秀幸投手コーチ(54)が19日、大野雄大投手(30)の再生に意欲を燃やした。ブルペンで投げている間も付きっきりで指導し「なんとかしなきゃいけない」と使命感を口にした。
「右打者の内角に投げきるのが左腕。それができなければ魅力が半減してしまう。若手が『大野さんに続け』となるような、攻める投手の代表になってほしい」
2013年から3年連続2桁勝利。特に15年は6完投で200回以上投げ、翌16年から2年連続開幕投手を務めた。ところがその2年間とも7勝止まり。今季は7年ぶりに勝ち星なしで3敗、防御率8・56と転げ落ちた。
大野雄は「右足にしっかり乗れればいい球がいくというのはアドバイス通りだった。この冬継続していきたい」と手応えを感じた様子だ。