西武・菊池 ボラス代理人と協議後帰国 ポスティング申請は期限間近に見通し
ポスティングシステムを利用して米大リーグに挑戦する西武の菊池雄星投手(27)が19日、代理人のスコット・ボラス氏との打ち合わせなどのために滞在していた米国から成田空港に帰国した。「今回の目的はしっかり今後のプランをつくって、考え方を擦り合わせていくことだった。そこは達成できた。いろいろなことを想定し、準備しないといけない。具体的な話ができた」と振り返った。
ポスティング制度の申請を行う時期については「すぐにという形にはならないと思う」と説明。大リーグのフリーエージェント(FA)の選手の交渉が活発化する時期をにらみ、申請期限となる12月5日間近に行う見通しを示した。
大リーグの球場や球団施設の見学はしなかったという。移籍先の希望については「今は先を見ずに、来年しっかりパフォーマンスを出せるように準備をすることしか考えていない」と話すにとどめた。