ヤクルト・山田哲、母校後輩ドラ2中山の良き“兄貴分”に
ヤクルト・山田哲人内野手(26)が20日、母校の後輩の良き“兄貴分”となることを約束した。神宮球場のクラブハウスを訪れていたドラフト指名選手と居合わせ、2位指名で同じ履正社高出身の中山翔太外野手(22)=法大=とも対面。「後輩だし、いろいろ協力したいのはもちろんある」と明かした。
ヤクルトは16年度1位の寺島、17年度6位の宮本、そして今回の中山と、3年連続で同校出身者を指名。10年度1位の山田哲は「履正社ばっかりやん、って言われる」と苦笑しつつ「野球以外のところでも、サポートしてあげられれば」との最年長者としての役割は自覚している。
筋骨隆々で“きんに君”の異名を取る中山にあいさつされ「向こうの方が全然デカイね。(パワーを)うまく生かせれば、とんでもない打者になるかもしれない」とプロでの飛躍に期待を寄せた。頼れる先輩の存在に中山も「やりやすいです」と心強い様子。一日も早くチームになじんで戦力となれるよう、山田哲がグラウンド内外でひと肌脱ぐ。