ロッテ荻野、骨折離脱も700万増の4500万円で更改「煮干しを食べています」
ロッテ・荻野貴司外野手(33)が21日、ZOZOマリンスタジアム内で契約更改交渉に臨み、700万円増の4500万円でサインした。
今季は開幕から機動力野球を掲げたチームの「不動の1番」として引っ張った。
だが、7月9日の西武戦(メットライフD)での六回、スイングした際に投球を受けて途中交代した。診察の結果は「右手第二指基節骨骨折」(人さし指)で全治2カ月。そのまま戦線離脱した。
例年、ケガで泣かされてきた。今季は順調に過ごしていただけに本人、チームにも痛かった。初の球宴出場も辞退した。
78試合に出場して打率・287、25打点、2本塁打、20盗塁の成績が残った。「前半戦を評価していただき少し上がった。イメージに近かった」。
現在、骨の強化のために「煮干し」を積極に取っている。「チンするとパリパリになっておいしい」。
今シーズン途中で岡が加入、大型新人の藤原(大阪桐蔭)も入団するなど外野の争いは激しくなる。「センターにこだわりはない。まずは1年間をやり続けたい」。荻野が前を見据えた。(金額は推定)