ロッテ、丸と初交渉 井口監督が直接出馬!4年総額20億&将来の指導者手形も用意
ロッテ・林信平球団本部長は22日、広島からFA宣言した丸佳浩外野手(29)と同日の午前中に都内のホテルで獲得への初交渉を行ったことを明かした。
交渉にはロッテから山室球団社長、井口監督、松本編成部長らが出席。丸本人と代理人を交えて約40分間にわたり熱い思いを伝えた。「4年総額20億円」を基本線に、将来の指導者の約束手形も用意したとみられる。
ロッテは丸に対して走攻守での活躍、リーダーシップを期待。また、丸が千葉県勝浦市出身であることから、地域振興にも貢献してほしいことを伝えた。丸からは練習環境などについて具体的に尋ねられたという。
井口監督は「若い選手が多いわがチームを引っ張ってほしい。地元出身の選手として力になってほしい」と熱く訴えた。
林本部長は「野球に対して誠実な姿勢の持ち主だった。真剣にこちらの話を聞いてもらった。ぜひ来てもらいたい」と獲得への思いをさらに強くした。
ロッテは今後、丸サイドからの連絡待ちとなるが、展開によっては契約年数を延ばす可能性もある。