ヤクルト1、2軍首脳陣&フロント合同会議 若手育成の重要性再確認

 ヤクルトの1、2軍首脳陣とフロントによる合同会議が22日、都内の球団事務所で行われた。今季の総括と来季への課題を確認。球団として重視する若手育成についても活発な議論が交わされた。

 会議は約2時間。小川淳司監督(61)は「ドラフトで取った選手を育成して強いチーム作りを、という方針がある。会社としての基準はあった方がいい」と説明した。

 今年は2軍でじっくり経験を積ませた高卒ドラ1の村上が、9月にプロ初打席初本塁打。指揮官は「期待がかかっている」とし、宮本ヘッドコーチも「素材がいいのは間違いない。いろんな人に話を聞きなさい、と伝えた」とオフの“宿題”を与えたことを明かした。2位への躍進に満足せず、骨太の育成でさらなる底上げを図る。

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