長嶋茂雄さん、年内にも退院へ セガサミーHD里見会長が明かす
胆石治療で東京都内の病院に入院中の巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(82)が年内にも退院の運びであることが23日、分かった。
この日、日本プロ野球名球会総会が都内のホテルで開催され、長嶋氏は欠席したが、「名球会フェスティバル2018 前夜祭」で来賓としてあいさつしたセガサミーホールディングス代表取締役会長でグループCEOの里見治氏が次のように明かした。
「長嶋さんがここにおられないのは残念だが、少なくても年内には1回退院してご自宅に戻ると聞いている」
さらに、「前みたいにちょっと歩けない。何かにつかまらなければならない。だが、血液検査は正常で、間違いなく回復している」と続けた。
また、名球会の山本浩二理事長も、「(名球会出席を)ミスターは一番、楽しみにしていた。今年いっぱい、リハビリに専念するのを三奈ちゃん(次女)から聞いた」と話していた。
長嶋氏は11月10日、千葉県・佐倉市での「長嶋茂雄少年野球教室」にも欠席していた。
巨人のあるOBは「長嶋さんに関してはわれわれにも詳しい情報が入ってこない」と語っており、これまで重病説などが流れていたが、これを打ち消す格好となった。