野茂英雄氏トルネード披露 名球会セ・パ対抗戦でDeNAラミレス監督から三振奪う

パリーグの先発として力投する野茂英雄=東京ドーム(撮影・西岡正)
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 「名球会 ベースボールフェスティバル2018」のセ・パ対抗試合が24日、東京ドームで行われ、全パの先発は元大リーガーの野茂英雄氏が務めた。

 現役時代をほうふつとさせるトルネー投法を駆使して躍動。一回は全セの3番・山本浩二氏を右飛に仕留めるなど無失点。

 二回は2番手の全パ・山田久志氏がマウンドに上がり、全セの4番・王貞治氏を三振に抑えると、野茂氏が再登板。

 二回2死後にDeNA監督のアレックス・ラミレス氏を空振り三振に仕留めると、スタンドから大きな拍手と歓声が沸き上がった。

 登板後、野茂氏は「ストライクが入って良かったです」と安堵(あんど)の表情。日本人メジャーリーガーのパイオニアである同氏は、日本球界とメジャーの現状の差について「中に入ってないので分からない」としつつ、「見た目は分からないぐらい縮まっていると思う」と持論を展開した。

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