巨人、FA炭谷から入団の連絡 今オフ3人目の“大物補強” 26日に契約、会見へ
巨人は24日、西武から海外フリーエージェント(FA)権を行使した炭谷銀仁朗捕手(31)から入団の意思を伝える連絡があったことを発表した。26日に契約を締結し、同日、会見を開く予定。炭谷は23日に西武・渡辺久信SD(53)に対し、他球団へ移籍する意思を伝えていた。
巨人は16日に都内で炭谷と初交渉を行い、3年総額6億円(推定)の条件を提示し、原監督の「優勝するために扇の要の炭谷選手がぜひともほしい」というメッセージも伝達。交渉を終えた炭谷は「原監督からそうやって言っていただいたことは、大変うれしく思います」と話していた。
通算1169試合出場と経験豊富なその存在は、チームにプラスになることは間違いない。小林、宇佐見、大城ら若手捕手にとって大きな刺激となる。さらに阿部も捕手復帰を決断しており、競争激化は必至。レベルの高い正捕手争いが繰り広げられることとなる。
巨人はすでに今季メジャー20発のビヤヌエバと、オリックスの退団が決まった中島の獲得に成功。今オフ3人目の“大物”の補強となった。