西武、炭谷退団 12球団最多FA流出18人

 西武は巨人入りを決断した炭谷が退団すると、FAによる流出が通算で12球団最多の18人になる。辻発彦監督(60)は24日、炭谷から報告があったことを明かして「残念だが、この2年間ありがとうと伝えた」と複雑な表情を浮かべ、来季は森を正捕手として起用する方針を示した。

 今後は楽天、巨人に対する補償を求めることになる。辻監督は「(渡辺シニアディレクターと)相談してからになるが、いいパーツがいるなら考えたい」と説明。人的補償での戦力補強を検討する方針だ。

 昨季は巨人にFA移籍した野上の人的補償として、先発と中継ぎで経験のある高木勇を獲得した。今後は巨人と、浅村がFA移籍する楽天から送られてくるプロテクト名簿を見ながら、手薄になった捕手、または投手の補強を視野に入れる。

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