FA炭谷、巨人入り表明 26日に契約&会見 原監督も同席
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西武から海外FA権を行使した炭谷銀仁朗捕手(31)が24日、巨人への移籍を表明した。巨人もこの日、入団の意向を伝えられたことを発表。26日に契約を締結し、同日、原辰徳監督(60)も同席して会見が行われる。
悩み抜いた末の決断だった。16日の初交渉から1週間強。炭谷は挑戦を選んだ。「もう一度、野球人としていろんな経験をして、一回りも二回りも大きくなりたいと思った」とし「すっきりしているし、やってやろうという気持ちになった」と心境を吐露した。
原監督の言葉も決断の要因の一つになったという。初交渉時に「優勝するために扇の要の炭谷選手がぜひともほしい」と伝えられたメッセージ。「憧れの人に声をかけていただけた。縁があったのかもしれない」としみじみと話した。通算1169試合出場の経験を引っ提げて挑む新天地。「原監督の求める野球の力になれるようにしたい」と決意を込めた。