ヤクルト・宮本ヘッド、巨人警戒 現有戦力底上げで対抗
ヤクルト・宮本慎也ヘッドコーチ(48)が24日、巨大補強を敢行した巨人を警戒した。今季CS第1Sで屈した相手は新外国人のビヤヌエバに続き、中島、炭谷の加入も決定。東京ドームでの名球会イベントに参加後「毎年脅威になる。成績が思わしくなかったチームは、補強して巻き返してくる」と話した。
ヤクルトはソフトバンクを戦力外となった寺原を獲得する方針だが、それ以外に目立った補強はなし。宮本ヘッドは「ウチの補強は現有戦力のレベルアップ。競争しかない」と受け止め、若手とベテランの激しいポジション争いを求めた。
秋季キャンプの打ち上げでは「(オフは)レギュラーとの差を縮められる大チャンス」と若手にハッパをかけた。今いる面々を鍛え上げ、巨大戦力に立ち向かう。